創作と想い
ヘンプアクセサリー月麻は、世界中に散らばる地球の記憶・地球のカケラである天然石と、タイ北部からミャンマーにかけて住むカレン族の人々が創るシルバーを主に、大麻/Hemp紐や蝋引き紐を使ってアクセサリーを創作しています。
・・・天然石・・・
掌の上の宇宙。
天然石を眺めていると、そんな想いが脳裏に想い浮かびます。
小さな地球のカケラはカラフルでいて個性派揃い、豊かな表情やハッとするような世界をいつもわたしたちに魅せてくれます。
それぞれに内包されたクラックや内包物さえも、その個々の世界観を創る重要な要素であり、愛おしい愛嬌のようにも感じます。
この地球が生み出した様々な色と結晶と輝きを纏う天然石は、まるで魔法に掛けられたような煌めきで必要な時に、必要とする誰かの元へ旅立ってゆくーーーーー
その旅路では幾つもの手を渡り、土地を渡り、今、ここに。
そんな天然石たちを愛おしさとともに、丁寧に紐でくるみ、お届け致します。
・・・カレン族シルバー・・・
タイ北部からミャンマーにかけて住むカレン族の人々がひとつひとつ手で創るシルバー。
元来アニミズムのカレン族の人々が生み出すシルバーには、刻印ひとつひとつに意味があったり、自然界に存在する様々な動物や植物などの生き物や生活道具、その思想などがモチーフになっています。
通常出回っているシルバー製品(SILVER 925)より銀の含有率が高く、鈍色の落ち着いた輝きが特徴的です。
時に刻印が少しズレていたり、形がイビツだったりしますが、それも彼らの手創りならではの味わいなのです。
そんな彼らの創るシルバーと、様々な表情や個性を持つカラフルな天然石との相性はとてもよく、結ぶアクセサリーにキラリと輝く華を添えてくれます。
・・・大麻/Hemp・・・
日本では「ドラッグ」という印象の強いこの植物『大麻』、でも実は戦前まで日本のあちこちに麻畑があったと云います。
しかし、戦後GHQによって「大麻取締法」が施行されたり、化学繊維に圧されたりで、わたしたち日本人はその文化や精神を忘れてしまったという。
医療の分野でも、エイズや癌・緑内障など様々な病状に有効とし、欧米ではその価値が新たに見直されて来ている真っ只中。
そして、神事にも多く使われてきた日本の大麻、その美しさと神々しさには、日本に於いての古くからの記憶が宿っていると想わずにはいられません。
わたし達の内側に脈々と受け継がれているだろうその記憶を、月麻の結ぶアクセサリーや御守りを通して少しでも体感してもらえたら、との想いを持っています。