手間のかかった分だけ、
時間のかかった分だけ、
愛おしく。
結びはほどき、
ほどきは結びの繰り返しを経て、
ようやく仕上がった蝋引き紐のチョーカーネックレス。
作品名【凛と】
アフリカ産の雫型ロードクロサイト、
そして同じくアフリカ産の小粒なヘソナイト(オレンジガーネット)をあしらい、
女性らしくも格好のよいデザインで仕上げました。
ところどころに、鈍色に輝くカレン族シルバーのビーズを散りばめて。
淡い色合いの中に確かに感じる、凛とした、空気感。
背中に垂れる紐先の背守り部分には、
初めて天然石(ヘソナイト)を配置し、装飾してみました。
気持ちのよいほどの、赤に似たショッキングピンク。
上からという珍しいショットも一枚。
首紐部分も今回は蝋引き紐です。
今回、このチョーカーネックレスの創作は非常に勉強になりました。
シンメトリーのバランスの難しさや配色、
天然石と装飾のバランス、
フォルム、
背守りのデザインなどなど。
そして今まで以上にのめり込み、没頭し、時間を飛び、わくわくした創作でもありました。
さて、次はオーダー作品へ着手。
丁寧にひと結びひと結び、結ばせて頂きます。