ビックリしてしまうほどに美しいブルーグリーンフローライト。
その透きとおる色彩は、夏を想起させるに充分なほど。
作品名【追憶の夏、入道雲とあの花の香り】
大輪の花を咲かせた真夏の夕涼み時、西の空は水色とピンクのグラデーション。
足元に、夏の花。
季節の香りはいつも、追憶の果てにある忘れかけていたワンシーンを想い出させる。
入道雲はふわっふわで美味しそう、ブルーハワイのシロップ掛けて食べたいな。
子どもたちの笑い声、カランコロンと下駄の音、涼しい風と鼻の奥に感じる夏の匂い。
夏を想うとなぜだか、ちょっとセンチメンタル。
蘇るあの暑い日の懐かしいワンシーン、誰の胸にもあるのではないでしょうか?
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珍しくこのアクセサリーが産声を上げるまでの物語りを画像で。
最初に取り掛かったのは、ブルーグリーンフローライトの夏に咲く大輪の花。
画像ではブルー優位ですが、実際はもっとグリーンが強く、息を呑むような美しさと透明感、色彩を纏うフローライトです。
大輪の花に繋げたのは、レインボームーンストーンの雫のようなデザインモチーフ。
夕立後、花びらからしたたる水滴をイメージしました。
続いて小粒ながら絶景を持つレインボームーンストーンの小さな雫を更に付け加え、首紐、カレン族シルバーの花モチーフ添えた背守り、と仕上げました。
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わたしの追憶の夏の日ワンシーン、それは家族旅行で行った様々な土地での想い出。
渓谷の清流ではしゃいだり、簗(やな)で鮎掴みに夢中になったり、海で浮き輪つけて遊んだり、夕立にあって車の中でその激しい雨にわくわく興奮したり、旅館の晩ごはんでスイカが出て歓喜したり。
わたしの幼い夏の日には、いつだって家族がいました。
幸せで、やさしい想い出が詰まっています。
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コチラの新作アクセサリーは来週中の販売を予定しています。
お楽しみに!