野州麻の精麻を月麻で扱い始めて早11年目、その繊維の煌めき、黄金色、質感、触れた時の気持ちよさ。
もうスッカリ虜になっていますが、今作久しぶりに精麻のヘッドドレスを制作しました。
精麻でヘッドドレスを創るのはこれで5〜6作目、今まで以上に丁寧に、いつも以上に魂込めて綯い、結び上げた作品です。
作品名【麻のティアラ】
とっても美しいマルチカラーのラブラドライトは、中央にイエロー、右にピンクやパープルの煌めきが際立つ溜め息ものの一品を使用しました。
ブルーの蝋引き紐をメインに少しだけゴールドとグレーを取り入れ、頭の周りにはグルッと野州麻の精麻を丁寧に綯ったものをあしらって。
ひと結びひと結びキュッと引き締まった結び目、“マクラメの美しさは結び目から”をモットーに今回も美しく仕上げました。
ヘッドドレスとしてはもちろん、画像のようにツバのあるハットに取り付けても素敵です。
精麻を頭に巻くだけで敏感な人は「頭がスッキリする」「目がパッチリひらく」と感じることも多いそうです。
3wayということで最後はベルトとしての使い方にも注目。
ウエストや骨盤周りにサラッと巻いて結べば、目を引くワンポイントとなります。
バックスタイルはこんな雰囲気に。
頭に巻く時もハットに取り付ける時も、後ろで軽めに蝶々結びで結いて出来上がりです♩
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今日も小話を少しだけ。
精麻のヘッドドレスは個人的に想い入れ深いアイテムで、今まで制作してきたモノも宝物のような想い入れがあったりします。
そんな過去に創ったヘッドドレスもご紹介↓
作品名【孔雀】2018.10.13
作品名【羽ばたき】2017.10.4
作品名【ひらく】2016.6.23
これ以前にも2つほど制作していますが、そちらは割愛します。
ちょうど額の真ん中、サードアイのところに来る天然石から展開される結びの装飾、頭をグルリと囲うような野州麻の精麻を綯った紐、これぞまさしく“月麻の展開する精麻のヘッドドレス”なのです。
舞台やステージに立つ方、ヒーリングなどの癒し手の方、直感をよく使われる方、クリエイティブな表現をされる方、などに非常にオススメなアイテムです。
宇宙と繋がる石、ラブラドライトを用いた精麻のティアラ。
体感していただきたいです。