ふと、「月麻の代表作となる作品はどの作品だろう」、そう想い考えてみました。
一瞬でパッと想い浮かんだのは、《野州麻・精麻×天然石マクラメ》作品たち。
数々の精麻での作品を結んできましたが、中でも群を抜いて“野州麻・精麻の御守り〜曼荼羅∞麻の葉模様〜”でした。
まん丸の天然石の周りを蝋引き紐にて麻の葉模様を描くように結び、黄金色に煌めく野州麻の精麻に装飾した一品。
場を清らかに整え、触れればその身を清らかにスッキリさせる壁掛け用の大きな御守りです。
コチラは持ち運びできるタイプの野州麻・精麻×天然石の“【握り守り】。
特徴的なこのようなアクセサリーも創作していました。
麻尽くしのネックレスシリーズ【身に纏う御守り】。
精麻のヘッドドレスも過去にいくつか結びました。
コチラは天然石をふんだんに使った華美なヘッドドレス、アタマに巻いてもハットに着けてもOKなアクセサリー。
精麻を用いた唯一のピアスも。
ペアの天然石を蝋引き紐で包み、精麻のタッセルをぶら下げた一品です。
この大きなネックレスは、首紐の中に精麻をぐるっと組み込んであります。
裏返すと一部、首回りに精麻が見える仕様。
これらのアクセサリーは首紐に野州麻の精麻を手で綯ったモノを使ったネックレスたち。
精麻の風合いと蝋引き紐のカラフルさ、そして天然石がいづれも輝いています。
そして、ここ最近に創作したコチラペンダントは、屋号である【月麻】の名を冠するアクセサリー。
背守りに精麻のタッセルをあしらって。
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振り返ると、2012年に初めて野州麻の精麻と出逢い、以来7年ものあいだ野州麻の精麻を用いたアクセサリーやアイテムをずっと結び続けて来ました。
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月麻完全オリジナルとして出発した、この《野州麻の精麻×天然石のマクラメ》作品は今では月麻の『代表作』を生み出し、わたしが創作する上での最も重要な位置にあるアイテムであり、原点とも考えられる作品になっているとさえ感じています。
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麻がわたしを結びの世界に招いてくれたこと、もう感謝しかありません。
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これからも結び続けてゆくこの道の上で、この“原点”は常に胸の真ん中に置いておこう、そう想います。