作品名【Flower✴︎曼荼羅〜この場所からの祈り〜】
鮮烈な色彩と光を放つ個性派マルチカラーラブラドライトの摩訶不思議な雰囲気をそのままに、花をイメージした曼荼羅紋様デザインでペンダントに仕立てました。
一体、何色ものカラーが内包されているのだろう、と思わず見入ってしまう美しさ。
曼荼羅の上に位置する首紐へと繋がるジョイント部分には、タンザナイトビーズをあしらったモチーフを配置して。
背守りには神々しく煌めく野州麻の精麻をたっぷりとタッセルにしてあしらい、その上部には丁寧に精麻を綯った縄で円を描くように組み込みました。
この輝き、あふれる色彩と光の洪水、その周りを0.35mmの蝋引き紐で丁寧に緻密に結び込み仕上げた一品はサイズも大きく存在感にあふれたアクセサリーとなりました。
胸元に、祈りを。
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今日の小話をチラッと。
いつ何が起こるか分からない。
そんなことを特に最近心の奥底の方からずっと感じているのですが、大切な人の明日、わたしの明日が存在するかも分からないこの世界ではやっぱりある程度の心積りは必要なのだろうな、と。
そして、特にこんな時代だから未来にフォーカスし過ぎて不安や心配のループに陥ったり、希望を感じられず毎日を鬱々と過ごしたり、そんな状態の人も今の世の中実は結構多いのだろうなと感じていますが、そんな中、大切になってくるのは“人とのリアルな繋がり”なんじゃないかな、と個人的に感じています。
昨今の世界的な感染症で人との関わりが閉ざされた世界を体感したからこそ、人間が人間らしく生きていくのに必要不可欠な“他者との関わり”はわたしたちの健やかな心身を育むための“思った以上に”重要なことだったり。
そして、今後を生きてゆく上でもとても大切なことになるかと感じています。
…って、なんだか堅苦しい話になってしまいましたが、人と直接会うことはもちろん、電話で話したりもまた“生きるエネルギーの交換”をお互いに無意識でやっているのでしょうね。
さて、そんな今日も皆さまにとって素敵な1日となりますように!