アクセサリーを発送する時、
丁寧に梱包しながら包まれてゆくアクセサリーを眺めて想うこと。
「この手から産んだアクセサリーが、これからどんな人生とご一緒するのだろう」
その旅路に想いを馳せながら、
わくわくする気持ちと嬉しい気持ちと、手離すちょっと寂しい気持ちと。
そんな中、想いもよらないタイミングや出逢いの不思議で、
その手離した後の旅に出た月麻のアクセサリーと再会したり、
そのアクセサリーと過ごしてきた時間や出来事の話を聴くと、
「結んでいてよかった」そう心から想うのです。
物語りは、わたしが生み出したその時から序章がはじまり、
誰かの手に渡った瞬間から、
生かされ物語りの本章がはじまるということ。
たくさんの場所で旅するように生きるアクセサリーたち。
わたしはまた再会できるのであれば、
わたしが産み落とした時とのその輝き、その表情の違い、を魅せてもらいたいのです。